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2021.12.21

タケイ防水(コンクリート防水)の利点

1.はじめに

タケイ工業の躯体防水はコンクリート自体に防水機能を持たせた工法で、コンクリート研究者である弊社創業者、武居佐源次が開発しました。

この防水コンクリートは、生コンクリートに自社開発したタケイ2号液を混入しセメントの水和反応を促進させ、水密性を高めます。更に、躯体乾燥後にタケイ3号液を散布浸透させ、中性化を抑制します。二つの相乗効果で防水層としてのコンクリートの体質を改善します。

被覆工法(メンブレン防水)とは違い他の防水層を必要としないので、基本的にはメンテナンスフリーであり、また、メンテナンスが必要な場合でも被膜層の撤去工事等が不要なため、施工が容易です。

今回はこのタケイ工業の防水コンクリートの持つメリットと建築の利用用途の幅広さ、デザインの再現性の高さをご紹介していきます。

2.タケイ防水(コンクリート防水)の利点

豊富な施工実績

タケイ工業は創立100年以上の長い歴史があります。長年培ってきた防水コンクリート「タケイ進化コンクリート」を使用した防水工法は、熟練した技術者が直接現場で施工を行います。

年間200件、国内外延べ8万件を超える豊富な実績があります。

耐久性、耐候性、耐食性に優れた防水工法

タケイ工業の躯体防水工事は、自社の技術者によって施工をする責任施工体制をとっています。生コンクリート打設時にタケイ2号液を混入し水密性を高め、更にタケイ3号液を散布浸透させることで躯体の中性化を抑制します。

工事完了後、防水工事店として10年間の保証書を発行しています。

屋根防水、地下防水ともに10年の保証ができるのは、コンクリートの防水品質、防水技術に自信を持って提供しているからです。

メンテナンスフリー

コンクリートそのものを防水層としているため、防水層の劣化が少なく長期的に防水効果を期待することができます。

また、定期的なメンテナンスを行う必要がないため、長期的にはトータルコストを抑えることが期待できます。

自由自在なデザインが可能

打設と同時に防水コンクリートが完了するため、思い通りのデザインが実現します。また、複雑な工程も少なく管理・調整が容易なため、その短縮も可能です。

公共施設から住宅など、自由度の高いデザインを幅広く施工することが可能です。

3.屋上で防水コンクリートを活用

自由なデザイン、加工ができる

特殊な形状の屋根でも、コンクリートだけで防水が可能です。立ち上がりが不要なので、見た目を損ねることなく思い通りの美しい屋根を成形可能です。

また、建物の用途によっては施工の数年後に、設備機器などを導入する場合も少なくありません。タケイ工業の防水コンクリートは、厚さ130mmを残せば、直接釘やアンカーなどを打ち込むことが可能です。差し筋配筋や架台を自由に設置できるので、施工後も自由に設備の追加が可能です。

パラペット不要

コンクリートを密実に打つことができる条件であれば、どのような形状の屋根でも形成が可能です。一般的な被覆工法では必然となるパラペットが不要なので、建物の美しさ、デザイン性の高い、思い通りの屋根を実現できます。

重歩行対応の防水コンクリート

コンクリートの防水基準として、「非歩行用防水」、「軽歩行用防水」、「歩行用防水」、「重歩行用防水」に分かれます。

その中でタケイ工業の躯体防水は「重歩行」に該当し、車両の通行にも耐えることができる耐久性を備えています。これは万が一コンクリートの表面が削れてしまっても、防水性には影響しないため、屋上や屋外の駐車場に適した防水コンクリートとなっています。

4.地下で防水コンクリートを活用

狭小地でも室内側から防水

地下室は床面積を広げるという大きな利点があります。敷地が狭いと建物の外側からの防水工事ができないことがあり、地下室を設けることができない場合があります。

しかし、タケイの防水コンクリートであれば、室内からの防水工事が可能なため、人ひとりが入って作業する広さであれば、狭小の場合でも地下室を設けることが可能です。

さらに、コンクリート自体が防水となるため、通常であれば必要となる二重壁も不要となります。

そのため、地下室でも広いスペースを取ることができるので、住宅やテナントの敷地を有効に利用することができます。

地下室でも10年保証

防水工事と止水工事が一緒だと思っている方も多いと思いますが、本来防水工事と止水工事は全く別のジャンルになります。そのため、防水工事はできるけれども止水工事ができない為、防水工事の保証を受けることができないというのがよくあるケースです。

タケイの地下室の防水工事は、地下水の影響を受けやすい場所、事前のボーリング調査により水が出ていると確認されている場合でもご相談いただけます。

地下室の場合はコンクリートを打設する前に、現地にて事前にお打ち合わせをさせていただき、条件に応じた施工方法をご提案いたします。

以上のことから、タケイのコンクリート防水であれば、地下室でも防水保証10年付きの防水工事をすることが可能です。

5.プールで防水コンクリートを活用

プールをコンクリートで造る場合、予め制作した箱をプールとしてはめ込むのが一般ですが、タケイ工業では、現場で打設したコンクリートを防水層として使用するため、水圧により劣化する心配がありません。

また、基本的にはメンテナンスフリーのため工程、コストそれぞれを抑えることが可能です。

6.まとめ

タケイ工業の防水コンクリートは、コンクリート研究の中で生まれた技術で、100年以上の長い歴史があり、国内外問わず利用され、実績も豊富なコンクリートの防水工法です。

耐久性、耐候性、耐食性に優れており、基本的にはメンテナンスフリーなため、全体で考えると費用を抑えることも可能です。

また、10年保証があるため、万が一の際にも対応が可能です。

被覆工法(メンブレン防水)と異なり保護層を必要としないため、屋上の駐車場、地下室、プールとしての利用や、特殊形状の屋根、複雑なデザインの建築物としても利用することができるため、利用用途の幅が広く、デザイン性の高い施工が可能です。

コンクリート躯体防水をご検討の際は、お気軽にお問い合わせよりご連絡ください。

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