設計事務所様・
施工業者様
この度は数ある防水工事の中で、
タケイ式コンクリート防水を
ご検討いただきまして有難うございます。
防水としての機能はもちろんですが、10年間の保証付き防水工事となると選択肢が限られてくることになるでしょう。
様々な条件のなかで建物の設計を行う設計者様の引き出しの一つとして、また建物を計画通りに建てるため日々現場を管理される施工者様の手として
タケイを選んでよかった
10年間何ともない
また機会があれば
一緒に仕事がしたい
そう言っていただけるような工事をこれからも続けていきたいと思っています。
タケイ工業ではより防水性能を高めるため設計段階、施工段階において技術基準を設けております。技術基準にご同意いただくことにより、より安全に快適にタケイ式コンクリート防水を使用することが出来ます。
建物の多様化に伴い技術基準に記載のない点、ご不明な点等ございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。
MERIT
タケイの
コンクリート防水を
使用するメリット
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メリット01
工程の短縮や工程管理の効率化のメリットが期待できる
タケイのコンクリート防水技術を使用することで、施工内容によっては下記の工事が不要となります。
これにより、工程の短縮や工程管理の効率化のメリットが期待できます。不要となる工事
- 地下先付け防水層
- 二重壁
- メンブレン(皮膜)防水層
- シンダーコン及びその打設に関わる工事
- 伸縮目地及び立上りコーキング
- ルーフバルコニーセットバック部の外部足場盛り替え等の仮設工事
-
メリット02
メンテナンスフリーの
防水工事無機質のコンクリートだけで防水していますので、雨や風にさらされてもコンクリートの極端な劣化がありません。
建物が老朽化してもコンクリートの防水性能は変わりません。また大規模修繕工事や改修工事を行う場合、保証期間の延長をすることもできます。 -
メリット03
最長5年間の
延長保証に対応新築時にタケイ防水をしている物件に限り、保証期間終了後に保証期間の延長をご希望される場合、調査及び改修工事を行うことにより最長5年間の保証期間の延長をすることが可能です。
コンクリートそのものが防水層なので廃材の撤去工事が不要となり、環境への配慮をしつつ改修工事を容易に行うことができます。
防水仕様
設計者様・施工者様向け技術基準
共通
- セメントは普通ポルトランドセメントを標準とする。
- コンクリートの単位水量は180㎏/㎥ 以下
屋根
- 屋根スラブは、フカシ30mm(水下)をお願いします。
- 型枠支保工の存置期間は、4週間(基本材齢)以上でお願いします。
- スラブを貫通する物(設備配管等)は、鋼製又はステンレス製ツバ付実管の同時打ち込みをお願いします。
- 排水ドレイン(タテ・ヨコ)ご使用の際は、形状・取付け方法等事前お打合せお願いします。
- キャンティスラブは、長辺方向の補強をお願いします。
- 屋上立上壁、雑壁等(ハト小屋・トップライト等)は、ダブル配筋厚180mm以上でお願いします。
地下
- 地下接地壁の型枠解体は、コンクリート打設後4日目以降にお願いします。
- 接地壁を貫通する物(設備配管等)は、鋼製又はステンレス製ツバ付実管の同時打ち込みをお願いします。
- コンクリート打継部分を跨ぐ配管(電気配管等)は避け、逆U字配管(落し込み)をお願いします。
- 接地壁に使用するセパレーターには、Pコン及び止水ゴム(適切な取付)の使用をお願いします。
- 止水板のご使用は、外側型枠貼付け用または堅固かつ自立性のある物をお願いします。
- 地下接地壁は、ダブル配筋壁厚200mm以上にて計画をお願いします。
- 耐圧版は、ダブル配筋スラブ厚200mm以上にて計画をお願いします。
- 地下水位の高い現場は、山留工事施工前に御連絡お願いします。
その他
- 高強度コンクリートをご使用の際には事前に確認をお願いします。
- 構造スリット及びエキスパンションジョイントを設ける際には、タケイ防水範囲外にお願いします。
- コンクリート打設予定 3週間前 迄にご連絡をお願いします。
- 計画の変更や仮設工事によりタケイ防水範囲に影響がある場合はご連絡をお願いします。
- ご用命の際は施工準備期間にお打ち合わせ又は現場ご担当者へ本仕様書の配布をお願いします。
図面表記の仕方
意匠図
当社の防水工法をご採用の際には、特記仕様書に責任施工(防水保証10年)適用箇所を
ご記入いただきますようお願い申し上げます。
防水工事
(タケイ進化コンクリート法防水)
- 屋根
- 屋根・勾配屋根・各階外部床(テラス・バルコニー)
- 地下
- ピット・地下床・接地壁・地下室上部外部床
- その他
- 防水箇所
コンクリート工事
- 混和剤
タケイ2号液 - 全体混入または部分混入の場所の範囲
構造図
構造図に責任施工(防水保証10年)適用箇所のご記入は不要ですが、
当社防水範囲のみクラック防止のため下記事項をご確認いただきますようお願い申し上げます。
配合
- コンクリート
単位水量 - 180㎏/㎥以下
スラブリスト
- 配筋・スラブ厚
-
◇耐圧版
スラブ配筋 主・副筋共 ダブル@200以下(D10)より安全側に計画願います。
厚さ200mm以上◇屋根在来スラブ
スラブ配筋 主・副筋共 ダブル@200以下(上端筋はD10,D13の交互)より安全側に計画願います。※図1
厚さ150mm以上(ワイヤーメッシュの敷きしろ分として厚さ+30mmのフカシ)◇デッキスラブ
スラブ配筋 QLデッキ等合成床版は主・副筋共シングル@150以下(D13)より安全側に計画願います。※図2
厚さ山上150mm以上
フラットデッキにつきましては在来スラブと同様としてください。※キャンティスラブ、ボイドスラブその他特殊形状については、上記適用外ですが部分的に補強をお願いする場合がございます。
壁リスト
- 配筋・壁厚
- ダブル配筋D10以上、壁厚200mm以上